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親鸞教の歴史ドラマ――忘れえぬ著者たち
島田 克美 著
46版 240頁、並製、ISBN4-906472-84-2
定価:本体2000円

日本の宗教界で特異な地位をしめるにいたった親鸞の教えと考え方を、歴史的、体系的に解読している。こころの時代に貴重な一冊である。

 

著者紹介:
島田克美(しまだ かつみ)
1926年石川県に生まれる。
1954年東京大学法学部卒業。
公正取引委員会、経済企画庁、ジエトロ、住友商事、京都学園大学等を経て、
1980年流通経済大学経済学部教授(98年まで)
主書に『国際経済と日本』(1984)、『商社―産業の昭和社会史・』(1986)
『日米経済の摩擦と協調』(1988)、『商社商圏論』(1990)
『系列資本主義』(1993)、『東アジアと台湾の経済』(1994)
『企業間システム』(1998)ほか。

著者あとがき抜粋:
2004年の九月に、旧制府立十中の同期の有志による会合で、「親鸞をめぐる諸状況」というタイトルで話す機会をえたのがきっかけで、級友福中亨君や辻英治君の援助によりその記録から書き上げたものです。
その道の専門家からみれば余りにも無謀な決め付けがあるといわれるでしょう。しかし逆にいえば、もっと素人との橋渡しをうまくやってほしいのに、これまでの本にはどうも一方的な話ばかりが多かったという印象が強いので、いわばいろいろならべて頭だけ出させたようなこの本にも、一応の存在理由はあるだろうと、みずから慰めています。
個人的な事情をのべると、私は丁度満八十歳になりました。そして昨年五月に、やっとはじめての孫、裕介にまみえることができました。彼はこれから約一世紀生きることもありえます。その生涯を生きる応援歌として、親鸞の言葉が支えになってくれるのではないかと思います。私が描いた親鸞は、私自身のことも併せて、時流を白眼視するひがんだ性格の持ち主であるかのようにみえるかもしれませんが、時流こそ無常の最たるものです。他人の評価ばかり気にかけるのではなく、真っ直ぐに、より大きな価値に向き合って、それこそ空しくない人生を生きてほしいと思います。


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