書籍
書籍一覧
ご注文方法
連載コラム
医者の独り言
会社概要
 
サイト内検索
 
矛盾を活かす超発想
森 政弘 著
46版 256頁、並製、ISBN4-906472-72-9
定価:本体1800円

ロボット博士として有名な著者が、近代化とともに増大してきている「世の中の矛盾」をどう克服していくか、仏教の教えをヒントにして鮮やかに説いている。「部分の中に全体がある」など「二元性一元論」の世界はたしかに矛盾を矛盾としない解決方法かも知れない。

※申し訳ありませんが本書は絶版となりました。

著者紹介:
森 政弘(もり まさひろ)
1927年生まれ。
1950年、名古屋大学工学部電気学科卒業。東京工業大学名誉教授、工学博士。現在、自在研究所社長。
わが国を代表するロボット工学の権威で、生物工学、システム工学等に関する研究も多い。
仏教への造詣も深く、ユニークな発想で活躍している。
著書に『「非まじめ」のすすめ』『超常識』『「非まじめ」思考法』『「無分別」のすすめ』『ロボコン博士のもの作り遊論』など多数がある。

著者あとがき抜粋:
私が勤めている自在研究所では、矛盾を超えることが主要な研究テーマとなっている。だから私は、自在研究所のメンバーの一人、海禅寺の後藤栄山禅師に坐禅をはじめ仏教の手ほどきをしていただいている。
ところがある日どこで知ったか、編集長・西寺桂子さんから、日本アップジョン株式会社の発行になる『Scope』誌上で、連載記事をものしないかとの依頼が来た。「矛盾からの展開」というタイトルで『Scope』誌上で四年間連載され、多くの読者から予想外に広大な反響をいただいた。
その連載の途中、講談社から、それをまとめて単行本にしてはとの計画がもちあがり、一九八九年十二月に初版出版のはこびとなったが、数年で絶版となってしまった。
じつは、筆者は何冊も著作をしているが、なかでもこの本は苦節十八年を費して、もっとも力を入れて書いたものであった。ゆえにこの絶版は私としては残念至極なことで、講談社に頼み込み、文庫本(「講談社 +α文庫」、書名は変えて『「非まじめ」をきわめる』)として再出版してはもらったが、これもまた短期間で絶版の憂き目を見てしまった。
一方私は、東京工業大学を停年退官後の十七年間、自在研究所において「自在学講座」なるものを開催し、各企業の将来有為の方々を集め、本書を教科書として講義を続けてきているが、上記絶版はこの講義にも大きく影響することになってしまった。
ところが不思議なもので、縁はまったく思わぬところから、訪れてきた。オーディオ技術のアドバイスをいただいている浅見秀司さんの紹介で、「音楽と映像を楽しむ会」(シャワー玉川)と「講演や生演奏などを聴く会」(茂呂の会)に参加させていただくことになった。どちらも小嶋陽子さんとおっしゃる才媛が主宰されているものである。そしてその会のメンバーの一人に、株式会社川島織物の元常務の横沢敏夫さんがおられ、何かの雑談がきっかけとなって、私は残っていた自費出版の本書一冊を差し上げたのだった。
ありがたいことに、横沢さんはそれを熟読された結果、非常に高い評価を与えて下さった。そしてその本は、その会の何人かのメンバーの間で回し読みされ、再々出版を望まれる声が大きくなってきた。それで結果として小嶋さんが多額の出資をされる厚意を表明され、わたしはそれをありがたくお受けし、版を重ねるはこびとなった次第である。
おかげで、私がもっとも力を入れた本書が、再び日の目を見ることができ、より多くの方に、矛盾を超えていただくきっかけを差し上げることができる幸運が与えられた。まさに奇しき縁としか言いようはない。

© 2007 ライフリサーチプレス株式会社
コンテンツの無断使用および転載を禁じます