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けんこう列車 くち発―こうもん行
井上毅一(井上外科胃腸科病院院長) 著
A6、 256p \1,600

一般の読者だけでなく医療関係者も目からウロコが落ちる。
著者20年の新聞雑誌などのコラム・健康相談を中心に、新たに書き起こした病気と健康の指導書。
とくに食道・胃・腸・肝臓・膵臓など消化器系の病気と、成人病・肥満、さらに自然治癒力を増す温泉療法を解説。

※申し訳ありませんが本書は絶版となりました。

◇やさしく:からだの仕組みと病気の関係を詳説。
◇たのしく:有名人・歴史上の人物の病気を例にとり実話解説。
◇患者本位:インフォームドコンセントを実践者が語る。
◇本格的:きわものでない正しい医療・健康法を医学的に解く。
◇前向き:いかによりよい医療を実現するか。読者と一緒に考える。

朝日新聞編集委員・中島信吾氏 推薦のことば
「くち発―こうもん行」という面白い副題の「けんこう列車」は、日々の活力である食べ物が、文字どおり口から入って肛門から出るまでの、気の遠くなるほど複雑な人体のからくりの全てを、あらゆる病気とのかかわりから説いた本です。柔らかい表題ですが、内容は極めて水準の高い、しかも素人が十分にわかる医学書です。
いま、みんながぜひ知りたがっている万病の正しい知識を、平易な文章でがっしりと説明しています。しかもかゆいところに手が届くように豊富な資料を駆使した、だれもがははんと心当たりのある実例をとりあげてあります。長年の自信に満ちた経験があってこその、臨床医ならではの、とてもわかりやすい本になりました。「病気見舞いと気配り」と題した項目が最初にあり、どんな行為が迷惑か、なにを見舞いにすれば喜ばれるかを詳細に書いてあるのも、臨床家ならではの大切な心くばりです。
これは井上外科胃腸科病院の院長として日々多くの入院患者と外来を一手にさばく、超多忙の井上毅一さんが、長年睡眠時間を削って書き続けた、新聞や雑誌の啓蒙記事の数々を修正加筆したものです。しかも、ことは病院にとどまらず、高校時代から三十年間も追い続けた文豪夏目漱石の死因の謎とか、東日本のよい温泉の紹介や選び方まで詰まっています。
井上さんとは、もう十五年にもなる長い付き合いです。私事で恐縮ですが、私は過去三回井上外科胃腸科病院に入院しました。はじめの二回は狭心症、三回目は脳出血。どれも生命にかかわる重病で、三回とも救急車で運ばれました。いずれも不摂生が高じての当然の発病でありました。とくに、脳出血は新聞記者の命脈にかかわる重大な病気でしたが、適切な処置のおかげで奇跡的に後遺症も一切なく、三か月後に無事退院して、以来三年、元気にこれまで通りの活動をしています。
かねてからのお付き合いに加え、三度の入院に際して、つぶさに井上さんの表裏のない日々をさらに知り、僭越ながら推薦文を書かせていただくことになりました。
「くち発―こうもん行・けんこう列車」をよく読めば、かならずや人々は漠然とした健康への不安が、正しい知識にとって変わることでしょう。医師との意志疎通が叫ばれて久しい毎日です。その証しとなるべき良書である、と確信を持ってこの本を推薦する次第です。

著者紹介
井上毅一(いのうえ・きいち)
東京生まれ。日本獣医畜産大獣医学部を経て、昭和三九年福島医大卒業。同年アメリカ第五空軍病院でインターン、四〇年東京大学医科学研究所・外科学研究部兼診療部、同研究所付属病院外科勤務、文部技官。石橋幸雄・稲生綱政両教授(東大)に師事し、がんの化学療法・免疫療法・腸管ゆ着の研究などに従事。四五年「術後腸管ゆ着の研究」で医学博士(東京大学)。四七年経堂井上外科副院長、その間渡米、ハーバード大学医学部外科D・E・ハーケン教授などの指導を受け、五二年「井上外科胃腸科病院」(東京・世田谷)を設立、院長となり現在に至る。
国際外科学会、国際消化器外科学会各正会員。日本外科学会・日本癌学会・日本消化器外科学会・日本温泉気候物理医学会・日本産業衛生学会各会員。日本消化器外科学会・日本外科学会各認定医。日本医師会認定産業医・同認定健康スポーツ医。日本温泉気候物理医学会認定温泉療法医。
超多忙な診療活動のかたわら新聞・週刊誌の医学コラム、健康相談、テレビ・ラジオの適切な解説などで活躍中。著書は「現代外科学体系」分担執筆(中山書店)「温泉浴エクササイズ」(読売新聞社)など。

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