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健康飲食
幡井 勉(幡井クリニック院長、前東邦大教授、アーユルベーダー協会理事長) 著
川合 満(前京大助教授)著
B6、340p \2,427

だれにでも分るように現代病を簡潔に解説した、健康な生活をおくるための水・食品の事典。200種類の食品・生薬の本当の知識がためになる。正しい健康食品の選択や学的浄水器評価。

※申し訳ありませんが本書は絶版となりました。

はじめに
日本は世界でも有数の長寿国となりました。しかし,すべての方が健康で長寿を維持できるというわけではありません。人では加齢とともに老化という現象が必ずおこります。しかし,対応によっては老化現象を先送りすることは可能なのです。そのためには,健康についての巾広い知識を持ち,現在の健康な状態を悪化させず生涯現役の状態を維持していくために、いかに努力するかが、まず問題となつます。近年,漢方薬が再評価され,多くの医師が漢方薬を処方するようになってきています。また,薬局,薬店で漢方薬を求める方が増加していることは皆さんご承知のとおりです。さらに,漢方で用いられている植物などを食事でとろうとする考え方もでてきています。これは「医食同源(お薬と食物の源は同じ)」、すなわち食事や日常生活を中心とする健康管理に努めることにより,健康づくりを進めようとする考え方です。
わが国では天然の物は化学合成した物と違って安全であると思っている方が多いようですが,トリカブトの毒やふぐの毒を思い出して預けば分かるように,天然の物にも作用の強いものや毒物も結構多いのです。正しい知識を身につけて健康の維持に努めて頂きたいと思います。世の中には、「医者嫌い」や「医者にかかったことがない」ことを誇りに思っている方がいますが,これは賢明な生き方とはいえません。自覚症状が何か出たときには既に手遅れであったという不幸な方があまりにも多い今日この頃です。常日頃より健康管理に注意して早期発見・早期治療することが大切です。近年,高齢者に交通機関の無料パスが贈られ,それが福祉だと思っている人が多いのですが,無料パスがあるため来り物を利用しがちとなり,僅かの距離でも歩かない人が増加しています。人間の臓器は使わないと機能は低下してきます。老いは頭と足からくるとよくいわれるように、絶えず頭を使ううとともに、気温、気候に同題なければ自分の足で,自分にあった速さでできるかぎり歩くようにしましょう。
この本は,健康維持の頭の体操をするために助けとなる本です。健康食品や病気についての本はたくさん出ていますが、健康食品や食品の素材について詳しく、しかも気になる病気や身体の調子にあったものを選びたいときに実際に役に立つものはそう多くあるとはいえません。このような食品は薬と違って長く続けることが重要なのですが、特定の物質を激賛するようなものばかりで、実際には余り役に立たないものが多いのが現状です。正しい中にも、「わかりやすく、楽しく」読めるように考えました。生涯、現役で有意義な人生を送られるためのお役にたてば幸いです。
一九九四年 中秋の名月
著者一同

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